ゼミ紹介

高崎経済大学 経済学部 関根ゼミ

高崎経済大学 経済学部関根ゼミ

関根研究室担当教員のご紹介

1992年、明治大学商学部卒業後、明治大学大学院商学研究科博士前期課程、同研究科博士後期課程を経て、1997年、高崎経済大学経済学部に講師として着任。2009年から同大学教授。担当科目は、経営戦略論、イノベーション論、ベンチャービジネス論など。

ゼミ活動で日経ビジネスを活用するに至ったご経緯

もともと関根ゼミでは、経営戦略やイノベーションに関わる専門書をテキストとして利用していました。経営戦略やイノベーションは決して難しい概念ではなく、具体例を挙げれば誰でも比較的容易に理解できます。しかし、それらについて理論というかたちで改めて理解しようとするとなかなか簡単にはいきません。そこで、理論をより容易に理解できる方法はないかと考えていました。そんなとき、他大の教授を務める友人に『日経ビジネス』を紹介されました。それを機に、ゼミにおいて『日経ビジネス』を利用させていただいております。

ゼミ活動での具体的な『日経ビジネス』の活用方法

本学経済学部では、ゼミは2年次の後期から始まります。関根ゼミの専門は、上述したとおり経営戦略やイノベーションですが、2年次後期には専門を学ぶ上での基礎知識を固めるために、経営学全般を幅広く学習します。3年次になると、専門のテキストと『日経ビジネス』の輪読を行います(両方を並行してやっていきます)。4年次には、卒業論文執筆を進めます。したがって、『日経ビジネス』を利用するのは3年次ということになりますが、専門書を理解するうえでの補助教材として大変役に立っています。

『日経ビジネス』を活用することでの学生の変化や効果

『日経ビジネス』を読むことで、第一に、学生の理論修得が容易になります。例えば、経営戦略を学ぶと様々なフレームワークが出てきます。実存企業をそのフレームワークに当てはめることで、学生はより実践的に理論を理解することができるようになります。第二に、学生の視野が広がります。学生が知っている企業や業界は、せいぜいテレビで見たり、身近な人から聞いたりしたことのあるものです。『日経ビジネス』によって、それまで知らなかった優良企業や有望業界を知り、それを研究に使ったり、さらには就職活動に生かしたりしています。

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