ゼミ紹介

青山学院大学 社会情報学部 伏屋ゼミ

青山学院大学 社会情報学部伏屋ゼミ

伏屋ゼミ担当教員のご紹介

東京大学理学部数学科卒、同大学大学院数理科学研究科修士課程、博士課程修了、博士(数理科学)。2008年より青山学院大学社会情報学部に所属、現在教授。専門は確率論、数理ファイナンス。近年は経済学会に出席することの方が多く、様々な不確実性を含む現実事象の将来予測に興味を持っております。また、高等学校における確率や統計教育および高大接続教育にも興味を持っており、教科書の執筆もしております。

伏屋ゼミの活動方針

大学で学ぶからには他に誇れるような専門性の高い一生ものの知識、そして他に誇れるような一生付き合っていく家族のような仲間が得られるようなゼミを目指しております。専門的な知識を学びスペシャリティを磨く一方で、文理融合学部の強みを活かして様々な視点から社会の問題を毎週討論し、ジェネラリストとしての能力も磨くこともします。通常のゼミ外では、1日8時間学び、8時間遊ぶことを目標とした3泊4日のゼミ合宿を行ったり、文化祭に本気の出店をしたりするなどしています。色々なことに興味を持ち、全力で取り組むゼミです。

伏屋ゼミの年間活動計画

3年次には、不確実性を扱うモデルの登竜門として、通常のゼミで金融理論のブラック・ショールズモデルを座学で身に付けます。その一方で全員参加のサブゼミで演習やシミュレーションにより、理論を体感することを心がけます。4年次には、3年次までに学んだ金融、経済、統計、数学、シミュレーションの知識を総動員して、金融を含む様々な社会の問題に対して不確実性を含むモデルをたてることによる将来予測などをテーマに卒業論文を書きます。また、ゼミ合宿ではリスクの数量化など、より実務に近い内容を集中的に学ぶことになります。

伏屋ゼミでの「日経ビジネス」の活用方法

毎週1つか2つの記事をテーマに討論を行います。まず、発表者が10分程度のプレゼンをして、その後、ランダムに選ばれたゼミ生が意見を言っていくシステムです。ただし、意見を言いたいタイミングで挙手して発言をすることができます。特徴は発表者以外が事前にテーマを知らないことです。すなわち、ゼミ生は初見のテーマに対して10分間で意見をまとめなければいけません。ここで鍛えられるのは10分間でそこそこの意見をまとめる思考の瞬発力です。

その他

大学の教育では時間をめいっぱい使って100%の力を出すことが求められます。一方で、社会に出てから求められるのは、時間が非常に制限される中でそこそこの力を発揮すること、そして、それを状況に合わせて修正していくことだと私は捉えています。この大学での教育と社会のニーズを埋めていくことがこの討論の目的であり、その教材として日経ビジネス誌を使わせて頂いております。

伏屋ゼミ卒業生の主な進路

所属した人数が多い順に(全て3名以上)
三井住友信託銀行、一橋大学大学院、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、農林中央金庫、青山学院大学大学院、三菱UFJ信託銀行、野村證券、SMBC日興証券、シンプレクステクノロジー、横浜銀行

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