ゼミ紹介

名古屋学院大学 商学部 濵ゼミ

名古屋学院大学 商学部濵ゼミ

濵ゼミ担当教員のご紹介

京都府生まれ。1999年、創価大学経営学部卒業。2006年、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了、博士(商学)。2006年、名古屋学院大学商学部専任講師。2009年、同准教授。2018年より同教授。専門は商業論・流通政策。特に中小規模の事業者における流通や商業に関心があり、「商店街とまちづくり」や「商業集積のマネジメント」、「青果物における流通・商業の役割」について研究しています。

濵ゼミの活動方針

流通・商業・マーケティングについての学びをとおして、ゼミ内のグループごとに企業や商店街と協働で研究に取組みます。また「名古屋マーケティング・インカレ」といった他大学とのプレゼン大会や、学内での「日経ビジネス杯」(ゼミ対抗研究発表大会)に参加し、外部と交流をもつことで、「当たり前を問う姿勢・視点」や「自ら問題を発見し、それを解決する能力」、「やり抜く力」を高めることを目指しています。また4年生が積極的に3年生の研究をサポートすることで、代々の先輩・後輩のつながりが強くなることも濵ゼミの特長です。

濵ゼミの活動計画

ゼミは3年からですが、実際の活動は3月の春休みから始まります。まず流通論やマーケティングの基礎文献や新聞・ビジネス誌の記事を全員で読み、関心領域を広げていきます。また春学期後半以降は、グループごとで研究テーマを設定し、それを1年間通して追究していきます。そして、研究成果は名古屋マーケティング・インカレや学内の日経ビジネス杯で発表されます。4年では、この研究成果を卒論として昇華させますが、それだけでなく後輩である3年ゼミ生の研究をサポートすることで、指導する側の視点も養ってもらうようにしています。

濵ゼミでの「日経ビジネス」活用方法

3年春のゼミ導入時に日経MJと併せて活用しています。学生は記事を通して、社会で実際に起こっているビジネス事例について深く知ることができます。具体的な活用法として、こちらからいくつかの記事を指定して、考えてほしいポイントを伝えます。そのポイントとは①なぜそうなるのかを考えること、②自分たちが学んでいる理論からどのように捉えることができるかということです。そうすることで記事を深く読み込むことにつながります。この積み重ねが、学生の考える力の育成につながっていると思います。

その他

ゼミで参加している「名古屋マーケティング・インカレ」のホームページ(https://nagoyahp00.wixsite.com/ngu-hama)が昨年開設されました。2006年に第1回が開催され、コロナ禍の2020年を除いて毎年開催されています。インカレは研究過程と学生が相互評価を行うことが特徴です。大会では中間報告会を2回開催し、参加チームの進捗報告と活発なディスカッションを行っており「コンペティション」というよりは「拡大ゼミ」とでも呼ぶべき大会となっています。

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