ロボット未来予測2033

ロボット未来予測2033

AIで激変する活用・開発ロードマップ
市場規模/企業の導入・投資意向調査
  • ■価格:書籍のみ:660,000円(10%税込)
     書籍+オンラインサービス:990,000円(10%税込)
  • ■執筆:東京海上ホールディングス株式会社 シニアデジタルエキスパート
     園田展人
     デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
  • ■編集:日経クロステック
  • ■発行日:2024年2月22日
  • ■仕様:A4判、456ページ
  • ■発行:日経BP
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ロボットの用途・市場はどう拡大していくのか。
AI実装でロボットはどこまで進化するのか。
技術の進展、普及シナリオ、市場規模を明らかに。

本レポートで実施した調査によると、「AIロボットの導入の可能性がある」と回答する企業が7割に及びました。大規模言語モデルや機械学習といった人工知能の進歩が、ロボット技術に大きな発展をもたらし始めています。導入時のティーチングが簡単になる、さまざまな状況に応じて臨機応変に動作を変える、より人に近い動きができる、などこれまでにない能力を備えたAIロボットに対し、導入企業の期待が大きく高まっています。
労働力不足を解消する切り札となる協働ロボットや配送ロボット、建設ロボット、倉庫ロボット、サービスロボット、自動運転車などが注目を浴びています。
本レポートでは、すでに工場などで活用されている産業用ロボットを含めて2033年までの各ロボット市場を展望しながら市場規模を予測するとともに、各市場への事業機会を最新情報により分析し、AIロボットの技術動向と活用イメージを予測します。さらにロボット導入企業など469社、導入関係者563人に導入時期と投資の意向について調査した結果も収録しています。ロボットの開発戦略の策定に必要な情報を網羅した一冊です。

ロボットの開発・導入戦略立案に必要な情報を網羅

特長1 市場規模予測・普及シナリオ

ロボットの種類別、業界別に現況と未来を分析

すでに工場などで活用されている産業用ロボットなど、主要な4種類のロボットについて、2033年までの市場を展望しながら市場規模を予測。さらに、自動車産業の変化などにより今後ロボットの普及が見込める業界についても動向を解説します。

ロボットタイプ別
成長シナリオ・市場規模

2024~2033年の市場規模模を予測

  • ●産業用ロボット
  • ●協働ロボット
  • ●AGV/AMR
  • ●サービスロボット

産業用ロボット先進国、グローバルサウスで高いニーズ

  • ■ 3パターンの成長シナリオ
  • ■ 営業、SCM、生産、開発の論点
  • ■ 業界別市場動向/用途別市場動向
  • ■ 今後10年間で成長が期待される業界と用途

協働ロボット数十%の成長を続ける

  • ■ 成長シナリオ:期待される新たなエンド市場
  • ■ 普及までの6つのキーポイント
  • ■ 動作性、汎用性、協調性の課題解決に向けた動き
  • ■ 設定の柔軟性と即時性の向上
  • ■ イニシャルコストをRaaSで低減
  • ■ 協働ロボット市場のプレーヤー構造

AGV/AMR(無人搬送車/自律走行搬送ロボット)

  • ■ 3パターンの成長シナリオ
  • ■ 地域別に見たAGV/AMRの趨勢
  • ■ アームロボットとの協働
  • ■ クラウドロボティクスとの連携の拡大

サービスロボット課題を解決すれば急成長の可能性

  • ■ 成長シナリオ:急成長用途に期待、2033年に12兆円規模も
  • ■ 普及動向:社会実装されるための6つの課題
    • ● 知能高度化、環境の構築(物理環境・規制)、異業種連携エコシステム構築、モジュラー型ハードウエアの実現、人材の育成・リスキリング、ソフトウエア標準化

業界別・産業用ロボット
普及シナリオ・市場規模

2024~2033年の市場規模模を予測

  • ●バッテリー業界向け
  • ●車載エレクトロニクス業界向け
  • ●物流業界向け
  • ●建設業界向け

バッテリー業界今後5年間は急速に成長

  • ■ 背景:サプライチェーン全体で業界構造転換へ
  • ■ 課題:可搬重量の増加とタクトタイム短縮
  • ■ 今後:ロボット活用法に3つの変化
    • ● バッテリー大型化などに伴うロボットの重可搬化
    • ● シャーシ一体化に伴う省スペース・重可搬ロボットの必要性
    • ● 組み立て工程における協働ロボット活用の拡大

車載エレクトロニクス業界ロボット導入が大幅に進展

  • ■ 背景:CASE対応に伴う新産業構造の出現
  • ■ 業界動向:変化するユーザーニーズ、求められる知見
  • ■ 課題:新規導入の余地が大きいと考えられる活用法
  • ■ 今後:勝負の鍵は3つ

物流業界2033年に2300億円程度

  • ■ 背景と業界動向:中核拠点の自動化進み配達拠点へ波及
  • ■ 課題:人手の器用さをカバーできるロボットが必要
  • ■ 今後:フルフィルメントセンターにおける協働ロボット活用の拡大、デリバリーステーションにおける自動化推進

建設業界2033年に約680億円

  • ■ 業界動向:長期にわたり自動化と新工法の活用が進む
  • ■ 課題:多種ロボットの組み合わせと現場への適用
  • ■ 今後:建設現場への協働ロボット導入拡大、建材・部材への3Dプリンター×ロボット利用の拡大、モジュラー建設における大型ロボットの利用拡大

特長2 AIで超進化するロボット&技術ロードマップ

活躍が期待されるロボットを選出し最新動向を解説

AIによるロボット超進化のポイントは2つ。1つは大規模言語モデルを備えた「AIロボット」の登場。もう1つは「Transformer」の登場でロボットの「頭」「目」「手足」を動作させるためのモデルが統一されつつあるということです。こうしたAIの実装はいつ、どのように進み、どんな課題を解決するのか。市場性から技術開発まで詳細に解説します。

ロボット関連の5大AI技術解説

ロボットの進展に大きな影響を与えるAI技術の動向を解説

❶大規模モデルによるロボティクス基盤モデル

LLMに視覚、触覚、力覚などのモデルを取り込み発展させる

❷模倣学習・深層強化学習

初めて見る物体やタスクへの対応を可能に

❸Sim2Realとデジタルツイン

仮想空間でのロボットの学習や動作状況の検証を可能に

❹生成エージェント

ロボット導入前に生産性や安全性の評価が可能に

❺MCS-AI動的連携モデル

デジタルゲームで進化したAIがロボットのタスク実行をサポート

AIで超進化するロボット6選 大変革によるインパクトを徹底分析・解説

協働ロボット 配送ロボット 建設ロボット 物流倉庫ロボット 家庭ロボット 自動運転車

1ロボットをめぐる環境分析

AIで劇的に進化するロボット6種について、業界構造や成功のポイント、市場性、現場ニーズなどを分析・解説します。

▶ マクロ分析
「政治」「経済」「社会」の観点からロボットを取り巻く環境について分析

▶ 業界分析
業界の構造と、同業界での成功要因について分析

▶ 市場分析
市場性と現場ニーズという2つの視点で分析。現場ニーズについては、ロボットの導入前、導入時、運用時の現場での不満や課題を上げることで、ロボットに求められているニーズをあぶり出す

2技術開発ロードマップ&詳細解説

AIで劇的に進化するロボット6種について、業界構造や成功のポイント、市場性、現場ニーズなどを分析・解説します。

3波及インパクトが大きい業種、影響解説

AIロボット技術がメインとなる業界以外にどういった業種・業界に影響を及ぼすのか。ロボット別・業界別に解説します。

●協働ロボット

小売り、物流、食品、医薬品、化粧品

●配送ロボット

電子商取引、物流、医薬品、警備保障、行政

●建設ロボット

道路建設、鉄道、石油、電力

●物流倉庫ロボット

製造、卸売り、小売り、農林水産、建設

●家庭ロボット

外食、保育、教育、医療・介護、農業

●自動運転車

旅客運送、物流、商用車、建設機械、農業機械

特長3 ロボット導入・投資意向調査

企業469社に聞く導入の実態、今後の期待

様々な業種の企業469社と現場担当者686人に調査を実施。AIロボットを含むロボット全般について、導入意向や導入における課題を明らかにしました。

ロボットの利用実態

今後の導入の進展を見通すうえでの基礎情報として、ロボット導入状況を調査。業種別や企業規模別でも分析しています。

調査項目

  • ● いま利用しているロボットの種類は?
  • ● ロボットの種類別の満足度
  • ● ロボットの今後の導入の可能性は?導入の課題は?

今後の導入意向・投資額

どの種類のロボットがどれだけ拡大するポテンシャルを持っているのか。今後の投資状況を見通すためにロボットの導入意向や投資額を調査・分析。

調査項目

  • ● ロボットの増設・導入計画はあるか
  • ● 導入計画中のロボットの種類は?
  • ● ロボットへの投資額(今後3年間)
  • ● 投資・事業判断の決定権者はどの部門か
  • ● AIロボットの導入時期
  • ● 単純作業、共同作業…AIロボットの役割は?
  • ● AIロボットを導入する現場はどこか

ロボット導入に対するニーズと期待

企業が大きな期待を寄せる機能は何か。現場担当者のニーズとは。AIロボットに何が求められているかを明らかに。

調査項目

  • ● ロボットに期待する性能・機能強化は?
  • ● どの種類のロボットがAIによる発展が見込めるか
  • ● AIロボットへ何を期待するか
  • ● AIロボットの現場活用イメージと課題

ロボット導入の体制

ロボットメーカーやシステムインテグレーターに対して何を相談したいか、具体的にどこへ相談したいかなども調査。

調査項目

  • ● どのような企業・組織に相談したいか
  • ● どのような点を重視して相談先を選ぶか
  • ● 相談してみたいと思う具体的な企業・組織名

【調査の概要】
企業調査: ● 2023年9月15日~10月18日に実施 ● 調査対象:上場企業と、非上場で売上高50億円以上の企業。調査依頼に対して許可を得られた469社
現場調査: ● 2023年10月11日~10月18日に実施 ● 調査対象:技術情報サイト「日経クロステック」の登録会員にメールで調査。有効回答686件

ロボット未来予測2033
【目次】

タイトルをタップすると詳細を表示します。

第0章  イントロダクション

※内容は変更になる場合があります。

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