2010年8月23日号 目次
特集
組織と人材の両輪でいざ新規事業分野へ
攻めの研究開発
国内の大手エレクトロニクス関連メーカーが,「攻め」の研究開発戦略を打ち出し始めた。グローバルな競争が激化する中,既存の事業だけではジリ貧になると判断した各社が,雪崩を打って新規分野に参入しつつある。その多くが,事業の単なる多角化ではなく,研究開発体制を大胆に変えることで製品開発の大幅なスピードアップと効率化を図ろうとしているのだ。
第1部<組織改革>
新市場のカギは技術の多様性 CTOがテーマ策定を指揮
第2部<人材確保に向けた改革>
技術者不足の解消に向け 育成と協業,スカウトを加速
第3部<インタビュー>
14人の研究開発トップが語る 新分野に挑むための秘策
NEレポート
- ルネサスの100日プロジェクト,28nm以降の生産を全面委託
- ワインで煮たら超電導が? 物質・材料研究機構が異例の発表
- NANDインタフェースで争う,東芝・SamsungがIntelらと激突
- 先進国市場に乗りだすMediaTek社,NTTドコモとLTE技術で提携
- 素人でも手軽に3D撮影,パナソニックのビデオ・カメラ
ワールド・レポート [from U.S.A.]
相次ぐテレビの環境規格,消費電力の増大に懸念
クローズアップ
- [モバイル] 店舗に出向かずその場で開通,移動通信の遠隔加入手法が規格化へ
- [ディスプレイ] 中小型液晶でIPS方式の採用が拡大,Samsung社も「iPad」向けに量産開始
- [医療エレ] ますます身近になる超音波診断装置,高性能なA-D変換器などが不可欠に
解説1
3Dで再燃する,テレビの高画質化競争
いよいよ離陸した家庭用の「3Dテレビ」。出足は好調に推移し,今後も右肩上がりで普及は拡大しそうだ。その3Dテレビで,画質競争が再燃し始めている。課題であるクロストークの発生と明るさの改善に向け,メーカー各社がしのぎを削る。「絵作り」をウリにしてきた国内メーカーには,巻き返しのチャンスといえる。
解説2
最大の課題は材料開発
夢の原発「TWR」,実現への道
発電時にCO2を排出しない技術として脚光を浴びる原子力発電。世界中で開発競争が激しくなる中で,ひときわ注目を集めるベンチャー企業がある。Bill Gates氏が出資する,TerraPower社だ。同社の開発する原子力発電システムは,経済性や安全性,核不拡散などを同時に満たすという。TerraPower社は,この夢のような原子力発電システムの実現に向けて,世界中から技術を呼び込み始めた。
寄稿
電子書籍フォーマット「EPUB」とは何か
高瀬 拓史 氏 [日本電子出版協会(JEPA) EPUB研究会]
NEアカデミー
知っておきたい熱設計のキホン(第4回)
各部品の熱的仕様から,空気の流れと配置を考える
ニュース ・ ランキング
[機器]
- (1)日産の先行技術開発
- (2)CELL REGZA 第2弾
- (3)3Dテレビ,次の一手 ほか
[産業]
- (1)ルネサス売上高24%増
- (2)パナソニックが子会社化
- (3)日立のモータ戦略 ほか
[部品]
- (1)Intelの光インタフェース
- (2)Liイオン特許
- (3)ケンウッドが無線伝送 ほか
インタビュー
新興国でソニーが歩む,韓国企業と違う道
鹿野 清 氏 [ソニー 業務執行役員 SVP,グローバルセールス&マーケティングオフィサー ]
ドキュメンタリー
このコンビなら大丈夫
三洋電機 PND「ゴリラ」の開発(最終回)
キーワード
有機EL照明
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