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カーボンニュートラルを実現する
自動車・エネルギー産業のあるべき「経営・開発」

カーボンニュートラルを実現する 自動車・エネルギー産業のあるべき「経営・開発」

技術的実現性を徹底分析 2030年目標必達に向けた ベストシナリオとリスク

  • ■価格
    ○書籍のみ:198,000円(税込)
  • ■2022年9月28日発行
  • ■著者:藤村 俊夫
    Touson自動車戦略研究所代表
    (自動車・環境技術戦略アナリスト)
  • ■レポート:A4変型判(CD-ROM付き)、約240頁
  • ■発行:日経BP

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内容紹介

本書は、カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)の達成、すなわち、二酸化炭素(CO2)の削減をしっかりと実現するために、技術的に正しいシナリオを提示します。元トヨタ自動車の技術者で環境技術戦略アナリストである著者が、世界のさまざまな情報を集めて技術的視点で徹底分析。その分析からCO2の削減に関する「技術的に正しいシナリオ」を導き出しました。そして、そのシナリオに基づいて、自動車およびエネルギー産業が採るべき具体的な経営・開発戦略を提示しています。

  • 2030年の二酸化炭素削減目標の達成に向けた自動車・エネルギーの具体的な戦略を提示。
  • カーボンニュートラル宣言を具現化する「技術的に正しい経営・開発戦略」が分かる。
  • 経営・開発トップが業界の“雰囲気”や根拠の薄い報道などに流されない確固とした判断を下せる。

電気自動車(EV)や再生可能エネルギーをはじめ環境関連情報は根拠が薄い情報がはびこっています。世間や業界の“雰囲気”や恣意的な報道、利害関係者によるポジショントークといったものに流されると、いつの間にかカーボンニュートラルを実現する道筋から外れ、経営・開発戦略の方向転換を余儀なくされて、時間とコストを浪費しかねません。
技術的な根拠に基づく正しい判断を下したいと望む企業の経営トップや経営戦略部門、開発トップ、製品企画部門の方にお勧めします。

本書の特徴

特長1 技術・環境の専門家による独自分析

トヨタ自動車の技術者出身で環境分野にも詳しい技術系アナリストが、世界から関連する情報を収集した上で、技術的に分析しました。単純にEVや太陽光パネル、風力発電を増やせば済むといった世間に流布する根拠の薄い情報を廃し、技術的に正しい根拠に基づくシナリオや経営・技術戦略を解説しています。

特長2 技術的に正しい経営・技術戦略が分かる

世界中の国や企業がカーボンニュートラル宣言を行ったものの、その裏には政治的、経営的な思惑が見え隠れします。そこで、カーボンニュートラル達成に向かう技術的に正しいシナリオを導出。それに沿って、エネルギー産業と自動車産業が採るべき経営・開発戦略を明らかにしました。技術的な根拠に基づく戦略であるため、途中で方向転換するリスクを最小限に抑えられます。

特長3 CASEに関する今後の戦略も解説

CO2削減の観点では、ハイブリッド車(HEV)やEVといった自動車のパワートレーンの電動化だけではなく、コネクテッドやMaaS(Mobility as a Service)、自動運転、そしてスマートシティーも重要となります。こうした自動車業界の大変革についても分析し、今後の戦略を提示しています。

特長3 全ての図表をPDFで提供

技術的に分析した結果である本書に掲載した図や表について、全てをPDFファイルとしてCD-ROMに収録。社内の企画書やリポート作成時に引用できます。

著者紹介

藤村 俊夫(ふじむら としお)氏

Touson自動車戦略研究所代表(自動車・環境技術戦略アナリスト)
愛知工業大学工学部客員教授(工学博士)

1980年に岡山大学大学院工学研究科修士課程を修了し、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。入社後31年間、本社技術部にてエンジンの設計開発に従事し、エンジンの機能部品設計(噴射システム、触媒システムなど)、制御技術開発およびエンジンの各種性能改良を行った。2004年に基幹職1級(部長職)となり、将来エンジンの技術開発推進、将来の技術シナリオ策定を行う。2011年に愛知工業大学に転出し、工学部機械学科教授として熱力学、機械設計工学、自動車工学概論、エンジン燃焼特論の講義を担当。2018年4月より同大学工学部客員教授となり、同時にTouson自動車戦略研究所を立ち上げ、自動車関連企業の顧問をはじめ、コンサルティングなどを行う。

藤村 俊夫 氏

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