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医療・健康ビジネスの未来2027-2036

医療・健康ビジネスの未来2027-2036

AI/ヘルステックがもたらす大変革を読み解く

  • ■著者:鶴谷 武親(早稲田大学ビジネススクール客員教授、K.I.T.虎ノ門大学院客員教授)
  • ■価格
    書籍とオンラインサービスのセット:990,000円(10%税込)
    書籍のみ:660,000円(10%税込)
  • ■発行日:2026年12月7日発行
  • ■A4判、約500ページ
  • ■発行:日経BP
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新たなプレーヤーの参入。激変する業界構造。
テクノロジーがけん引する未来の新ビジネスを描き出す。

かつてない勢いで医療・健康ビジネスの変革が加速しています。10年後の世界の医療・健康産業は、現在のICT産業や自動車産業をはるかに上回る極めて大きな市場規模に成長します。「肥満症治療薬」の世界的爆発、老化を「管理・治療可能な疾患」と捉える「ジェロサイエンス」の産業化などの大きな潮流によって、成長と変革はさらに加速するでしょう。それを支えるのは、AIやロボティクスなどによる新しい「医療・健康✕テクノロジー(ヘルステック)」で、医療・健康業界における従来の常識を塗り替えていきます。

本レポートでは、世界のメガトレンド、医療・介護の制度改定、テクノロジーの進化、社会や価値観の変化などを多面的に分析し、医療機関や医療・健康業界、そして医療・健康ビジネスが多様な産業に与える影響を提示します。さらに「医療機関DX・運営支援」「臨床診断・診療支援AI」「デジタル治療・疾患管理」「AI創薬・臨床開発DX」などヘルステックの8分野について、110社を超える国内外の注目企業を総覧。また、メガプラットフォーム企業が医療・健康分野に本格参入する未来や、医療DXをはじめとするイノベーションの方向性、AIが医療・健康分野に与える影響、医療と地政学リスクなどを徹底分析。大きな変革期を迎える医療・健康ビジネスの動向を見通し、今後10年間の200を超える未来像を描き出します。

  • 市場規模

    「肥満症治療薬市場」の勃興、老化を「管理・治療可能な疾患」と
    捉える「ジェロサイエンス」の産業化…

    10年後の医療・健康産業は、4000兆円に迫る超巨大産業に成長。

    現在のICT産業の4倍強、自動車産業の5倍強の市場規模に!

  • 業界構造

    AIやロボティクスなどによる新しい「ヘルステック」が続々と生まれ、業界構造が激変する。

    出所:『医療・健康ビジネスの未来2027-2036』 第11章 医療機器業界の未来

  • ビジネスチャンス

    異業種に参入チャンス。例えば、こんな未来がやってくる!

    • 肥満症治療薬の爆発的普及が引き起こす製薬・食品・食行動の劇的シフト
    • 老化を「管理・治療可能な疾患」と捉えるジェロサイエンスとロンジェビティー産業の勃興
    • メガプラットフォーマーによるヘルスケア垂直統合と経済圏の拡大
    • 診察室の会話を自動カルテ化する「臨床音声AI」と24時間患者に伴走する「AI看護師」
    • 人間をあらゆる操作から解放する「アンビエントIoMT」と「受診のいらない未病統治」
    • 目標を与えられて自ら思考・完遂する「自律型AIエージェント」の社会実装
    • 体内で直接“治療”を実行する「自律型ナノボット・マイクロロボット」の実用化
    • 異業種参入と大規模M&Aが加速させるヘルスケア産業全体の構造再編
    • 薬の代替としての「スマホアプリ処方」の定着と保険収載
    • 手術用ロボットの進化と「自律型・遠隔手術」の完全実用化
    • 量子コンピューティングと脳オルガノイドが拓く新次元の生命科学
    • 経済安全保障と「主権クラウド」が強いる医療データの国内完全留保
    • AI創薬が「未来ではなく日常」となった世界の創薬・臨床開発現場
    • 医師が食事を処方する「Food as Medicine」とパーソナライズド栄養
    • 「10兆円大学ファンド」と医工統合が推進するメガ産学連携
    • 「医師の働き方改革」完全適用と人的資本経営がもたらす医療・ヘルステック人材の流動化
    • ライフログと医療・動的保険・金融のシームレスな自動連携
    • デジタルホスピタルと「AI診断・超高速トリアージ」の加速
    • 生体デジタルツイン、RWD、脳オルガノイドが変える治験と医療の未来
    • OTC医薬品と食品の境界線があいまいに
    • 個人診療所のチェーン化・リテールクリニック化による医療提供体制の効率化

    …など200を超える未来像を描き出します

激変する業界構造と新市場を予測。新たに生まれるビジネスチャンスを提示。
『医療・健康ビジネスの未来 2027-2036』12の読みどころ

  • 1

    医療・健康ビジネスを取り巻く環境

    医療・健康の世界市場は、世界人口の増加、都市化や先進国化の進展を背景に、今後10年間で4000兆円に迫る超巨大産業に成長すると予測されます。また、「肥満症治療薬」と老化そのものを病気とみなし治療する「ジェロサイエンス」によって、成長がさらに加速する可能性があります。世界の人口動態、経済・エネルギー安全保障、地球環境・気候変動、社会変化・価値観の変化などのメガトレンドを多面的に分析し、基幹産業に成長する「医療・健康ビジネス」を取り巻く環境を分析し、グローバル視点で未来を展望します。

  • 2

    医療・健康ビジネスを取り巻くテクノロジー

    テクノロジーの進化は、医療・健康産業の将来動向と密接な関係があります。例えば、新しいウエアラブル端末が世界中に普及すれば、それが新しいインフラとなり、そのインフラを利用して、新しい医療・健康ビジネスを興す企業が相次いで登場することになります。注目すべきテクノロジーとして、「知能の自律化」「身体と情報の融合」「物理世界の自動化」「地球環境と生存」「セキュリティー・ガバナンス」の5領域の15テーマをピックアップし、それぞれの技術と医療・健康分野への影響を解説します。

  • 3

    診療報酬・介護報酬の未来

    診療報酬・介護報酬の改定においては、医療DXの推進やアウトカムベースへのシフトに伴い、効率化に積極的でない事業者や、医療DXを行うだけの資本・体力がない事業者は今後経営が苦しくなっていくことが予想されます。診療報酬・介護報酬の改定に関する背景や方向性、2026年の同時改定のポイント、2030年や2036年の同時改定で予測されることについて、特徴的なトピックスを中心に解説します。

  • 4

    病院の未来

    今後の病院は、再生医療や先制医療などの専門領域における高度化が進行すると予測されます。このときに重要な役割を果たすのは「先端テクノロジー」です。①再生医療の進化と市場拡大、②先制医療の進展とライフログ、③治験プロセスの効率化、④医療データの重要度が高まる、⑤遺伝子治療の議論と遺伝情報、⑥超個別化医療、⑦美容・アンチエイジング、に関わる先端テクノロジーを解説します。

  • 5

    診療所の未来

    今後10年間、病院の数は減少傾向、診療所の数は増加傾向と予測されます。多くの人たちの生活圏の中に必ず存在するようになる診療所は、「コンビニ化」し、今後365日営業する診療所が増えていくでしょう。診療所の未来に関する5つの動き ①365日診療の台頭、②診療所のチェーン化、③ICT(情報通信技術)投資の増大、④病院系列vs診療所チェーン、⑤多様化する医師のキャリア、について解説します。

  • 6

    医療機器業界の未来

    これからの10年間で、医療機器業界は国内外の激しい競争にさらされることになるでしょう。従来の機器の売り切りモデルから、機器を用いたサービスを売るビジネスモデルに転換が進むからです。業界の垣根を越えて、米国のGAFAMのようなメガプラットフォーマーをはじめ、様々な企業が医療機器分野で影響力を増していく未来像を描きます。

  • 7

    薬局・ドラッグストア業界の未来

    調剤薬局とドラッグストアは大手企業による中小薬局のM&A(合併・買収)を繰り返しながら、今後10年、チェーン化と大型化が進むでしょう。電子お薬手帳やオンライン服薬指導などに対応するためのICT投資が膨らむことも、チェーン化を後押しします。この方向性を軸に、調剤薬局・ドラッグストアの未来を分析予測します。

  • 8

    製薬業界の未来

    これからの10年間、製薬業界は新興国の市場開拓や、バイオ医薬品をはじめとする新薬の開発などを軸に世界で成長を続けていくでしょう。新薬開発では、AI(人工知能)やビッグデータ解析といったICT(情報通信技術)を積極活用する新材料の発掘が活発になります。製薬業界の未来の八つのトレンドを提示し、未来像を分析予測します。

  • 9

    ヘルステックの未来

    ICT(情報通信技術)を中心とする「医療・健康 × テクノロジー」、すなわち「ヘルステック」は、従来の医療機器と創薬・製薬を中心とした応用分野から大きく広がっています。今後のICTを取り巻く環境を分析し、IoT(M2M)、エッジコンピューティング、5G/6Gサービス、ロボティクス/RPA/マイクロロボット、サイバー・フィジカル・システムなどヘルステックを支える注目テクノロジーを解説します。

  • 10

    AIと医療・健康

    AI技術は生成AIから自律型AIエージェントへと進化しており、医療現場でも画像診断支援や電子カルテの活用、創薬、健康管理など幅広い分野で利用され始めています。過去のブームと停滞を繰り返しながら発展してきたAIは今後、医療・健康分野で医師や医療従事者を支援し、病気の早期発見や個別化医療、予防医療の実現に貢献するでしょう。ただし、利便性の向上が期待される一方、個人情報保護や誤情報の提示、責任の所在といった課題は少なくありません。人間とAIが協力して医療の質を向上させるにはどうするか。将来像を展望します。

  • 11

    ヘルステック企業総覧
    ~国内外の110社を超える注目企業をピックアップ

    ヘルステックは、次々と新たな技術やサービスが生まれている分類が難しい領域です。本レポートでは、注目しておきたい事例の整理を主眼に、110社を超えるヘルステック企業を選定し、「医療機関DX・運営支援」「臨床診断・診療支援AI」「デジタル治療・疾患管理」「AI創薬・臨床開発DX」など8つのカテゴリーに区分しました。患者を治療するアプリから、AIによる医療画像解析、医療情報の安全な管理、AIによる新薬の発掘、医療DXまで、デジタル技術が医療・健康ビジネスを大きく変革します。

  • 12

    医療・健康周辺業界の未来

    テクノロジーの進化は、医療・健康業界だけでなく、広い範囲の様々な業界にも大きな変化をもたらします。また、メガプラットフォーマーなど新たなプレーヤーの参入によって、業界構造やビジネスモデルが激変していくことでしょう。医療・健康ビジネスに関わるキートレンドを抽出し、医療・健康周辺業界の未来を分析予測します。

メッセージ

「病気を治す医療」から「自律・未病・長寿社会」へ――
加速するヘルスケア大革命の未来

サイエンスとAIが融合する、ヘルスケア新時代の到来

GLP-1、ジェロサイエンス、自律型AIエージェントが覆す医療の前提

境界線の消滅・病院から日常の生活導線・全産業へ溶け込むヘルスケア

課題先進国だからこそ生み出せる、弱みを強みに変えるイノベーション

単なる「DX」を超え、サイエンスとAIが融合する異次元の変革期へ

現在、先進国における医療・健康ビジネスは単なる「IT化や業務効率化(DX)」の域を遥かに超え、産業構造そのものを根底からひっくり返す大激変期を迎えています。GLP-1(肥満症治療薬)の世界的爆発は、製薬業界だけでなく食品・食行動のあり方までを一変させました。また、「老化=管理・治療可能な疾患」と捉えるジェロサイエンス(抗老化)の社会実装、診察室の会話をリアルタイムでカルテ化する臨床音声AIや患者に伴走する「自律型AIエージェント」の本格導入は、これまで常識とされてきた医療提供の前提を次々と書き換えています。

日本国内においても、「全国医療情報プラットフォーム」の稼働や「医師の働き方改革」の完全適用、「10兆円大学ファンド」を背景とした東京科学大学の誕生など、レガシーな医療現場をアップデートする動きが急速に進んでいます。しかし、世界に目を向ければ、量子・生体コンピューティングやAI創薬、個別化精密医療の社会実装は桁違いのスピードで展開しており、立ち止まる猶予はありません。

境界線を越えた「広い視野」と「共創力」が、次世代のヘルスケア価値を生み出す

超高齢社会や医療費逼迫、人手不足といった構造課題を抱える日本ですが、あふれる課題の存在こそが、最先端のテクノロジーと異業種知見を融合させた「新しい解」を世界に先駆けて生み出せる絶好の環境とも考えられます。病院の中にとどまらず、住宅、モビリティー、食事、金融・保険、人材といった日常の生活圏や周辺産業の中にヘルスケアが溶け込む「受診のいらない未病統治社会」や「健康寿命120年時代のロンジェビティー産業」の到来は、もはや不可逆の潮流と言えそうです。

この激動の10年に問われるのは、自領域の高い専門性を持ちながらも、既存の業界の壁や固定観念を捨て、他産業の動向を俯瞰する「広い視野」と「共創する力」ではないでしょうか。単なる追随者で終わるのか、課題先進国として弱みを強みに変えた新しい価値を世界へ提示できるのか、まさに今、私たちの決断が試されています。

本レポートが提示する膨大な最新データと未来予測が、医療・健康業界内外の皆さまにとって、これから訪れる大変革の未来像を正しく捉え、自社やご自身の「ありたい未来」を力強く描き出すための思考の羅針盤として活用されることを心より願っています。

早稲田大学ビジネススクール 客員教授

K.I.T.虎ノ門大学院 客員教授

鶴谷 武親

ポリゴンマジックグループ代表。多摩美術大学講師を経て、2005年より早稲田大学大学院で教鞭をとる。セコムにてグループ事業戦略などを担当後、デジタルハリウッド、アイ・エム・ジェイ、デジタルスケープをはじめ、数多くのスタートアップの創業に携わる。また、総合電機メーカー、総合商社、通信キャリアなど、多くの企業の事業アドバイザー・社外取締役を務めるほか、医療法人社団理事、政府委員会委員、非営利団体理事などを歴任。早稲田大学では社会人教育をはじめ、博士人材の育成、起業家育成等を担当。早稲田大学EDGEプログラムアドバイザーを務め、大学発ベンチャーの育成にも力を入れる。

「医療・健康ビジネスの未来 2027-2036」 目次

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※内容は変更になる場合があります。

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