第一線の臨床医が懇切丁寧に指導
1.後期研修で修得が最も困難とされる診察手順を、第一線で活躍する臨床医が懇切丁寧に指導・解説します。
2.DVDなので、臨場感があり、わかりやすいと好評です。
3.患者の呈する症状と身体所見に基づき、鑑別診断、初期治療を的確に行う能力を獲得するために効果的です。
4.PDF資料をお付けしています。
5.特典映像『入院時スクリーニング診察の手順』(17分)を全巻に収録しています。
発熱の基本的な診察手技をリアルタイムで供覧した後に、主な診察手技でどのような疾患を疑うか、疑わしい場合に注目すべき所見にはどのようなものがあるかを解説します。
<監修>
大滝 純司 北海道大学 医学教育推進センター 教授 / 東京医科大学病院 総合診療科 兼任教授
頭痛の診察では、病歴の聴取が最も重要です。頭痛の部位・性状とともに、一般内科診察と神経学的診察を組み合わせて、疾患の鑑別を進めていきます。
<監修>
大生 定義 立教学院診療所 所長 / 横浜市立大学医学部 臨床教授
山口 滋紀 横浜市立市民病院 神経内科部長
「めまい」には耳に原因がある末梢性めまい、脳に原因がある中枢性めまい、血圧に原因がある立ちくらみがあります。なかでも最も頻度の高い、末梢性めまいの良性発作性頭位めまい症(BPPV)を中心に解説します。
<監修>
大生 定義 立教学院診療所 所長 / 横浜市立大学医学部 臨床教授
城倉 健 横浜市立脳血管医療センター 神経内科部長
悪心・嘔吐は、救急外来や一般内科外来でよく遭遇する訴えの一つであり、その原因は多種多様で、診断には詳細な病歴聴取が重要ですが、中枢神経系の病変、内分泌学的緊急症など緊急の対応を要する疾患も含まれます。診察の流れに沿って解説します。
<監修>
小山 弘 国立病院機構京都医療センター 診療部長 総合内科科長
大倉 敬之 国立病院機構京都医療センター 総合内科
胸痛の診察では、まず、緊急性のある急性冠症候群、急性大動脈解離、肺塞栓症を除外し、ついで一時的な狭心症発作、食道破裂、Mallory-Weiss 症候群、発熱・咳嗽・喀痰を主訴とする胸痛、呼吸にともなう胸痛、心雑音が手がかりとなる胸痛、消化器系疾患由来の胸痛、胸壁由来の胸痛などについて診察します。
<監修>
平山 陽示 東京医科大学病院 総合診療科 臨床教授
動悸の診かたでは、まず心原性の動悸を見つけ、緊急性の有無を評価します。次に比較的頻度の高い、甲状腺機能亢進症と貧血を見逃さず、それぞれ緊急性の有無を評価します。また、精神的な要因による動悸も多いことを忘れてはなりません。
<監修>
平山 陽示 東京医科大学病院 総合診療科 臨床教授
咳嗽患者に対する診療における身体診察は、幅広く全身に及びます。また、時間とともに急速に変化することが少なくありません。鑑別すべき疾患とそれを示唆する異常所見を想定しながら、丁寧に診察します。
<監修>
川島 篤志 市立福知山市民病院 研究研修センター長・総合内科 医長
片岡 祐 市立福知山市民病院 総合内科
呼吸困難を診る際には、低酸素血症をきたす、心臓や肺の疾患の有無の評価だけでなく、気道や胸郭の異常、体位による変化、呼吸中枢に影響する病態にも注意する必要があります。また心因的な背景も考慮した診察態度が医療者には求められます。
<監修>
川島 篤志 市立福知山市民病院 研究研修センター長・総合内科 医長
片岡 祐 市立福知山市民病院 総合内科
腹痛は、救急外来や一般内科外来でもっとも多い主訴(しゅそ)の一つであり、その原因は多種多様で、診断には詳細な病歴聴取が非常に重要です。視診、聴診、打診、叩打痛、触診、直腸診、その他の部位の診察と順を追って解説します。
<監修>
小山 弘 国立病院機構京都医療センター 診療部長・総合内科科長
大倉 敬之 国立病院機構京都医療センター 総合内科
腰痛患者の診察ポイントについて、入室時の姿勢、レッドフラッグ(赤旗兆候)、原因疾患と身体所見、反射の覚えかたの順で解説します。要諦は、まず問診でレッドフラッグがないかを確認して重大疾患を否定することと、下肢神経症状の有無を確認することです。
<監修>
仲田 和正 西伊豆病院 院長
このシリーズは、事前に内容をご覧いただけるサンプルDVDのご用意がございません。あらかじめご了承ください。