相談窓口に必要な知識と傾聴の基本スキル
ハラスメントの相談を受ける「相談窓口担当者」「管理者」は、被害者の相談・申し立てを受けたらどう対応すれば良いのでしょうか?
快適な職場環境を守り、生産性を上げるためにも、ハラスメント相談を受ける方の役割は大変大きいものです。加害者・被害者の話を聴く際に、被害者に非があることを指摘するような発言や、加害者と決めつけるような発言は、新たなトラブルを生み、他の従業員にとっても会社への不信感を招くことになってしまいますから、細心の注意が必要です。また、被害者への対応にはカウンセリング的なセンシティブな対応も求められ、対応する担当者にはポイントを押さえた傾聴スキルの研修が必要となります。
このシリーズは、「セクハラ」以上に対応の難しい「パワハラ」を加え、さらにこれまではあまり取り上げられることのなかった「初期応対」「関係者ヒアリング」をラインアップに加えました。特に難しいケースへの対応も具体的に示し、ハラスメント全体への相談対応マニュアルの決定版です。
1.目的に合わせて、全6巻から選んで購入いただけます。
2.「被害者」「加害者」「関係者」は、同じ事例をもとに解説。一貫性があって理解が深まります。
3.2012年に厚生労働省が指針を発表した「パワハラ」「社内いじめ」も包括した内容です。
・プロローグ
・ハラスメントの基礎知識
・ハラスメント相談の役割
・傾聴の基本スキル
・傾聴のスキルを磨くために
・エピローグ
・プロローグ
・被害者の心理を知る
・メールによる初期対応
・電話による初期対応
・ヒアリングの準備
・エピローグ
・プロローグ
・開始から終了までの流れ
・傾聴スキルを使ったヒアリング
・望ましくない対応例
・エピローグ
・プロローグ
・加害者ヒアリングの始め方
・加害者の特徴を理解する
・被害者の安全を確保する
・エピローグ
・プロローグ
・関係者ヒアリングの始め方
・関係者ヒアリングの進め方
・メンタルヘルスへの影響
・エピローグ
・プロローグ
<被害者ヒアリング>
・妄想タイプ
・大きなトラウマを抱えているケース
・言い分が周囲とまったく異なるケース
・怒りの感情を強くぶつけてくるケース
<加害者ヒアリング>
・担当者を小馬鹿にするケース
・「あー言えば、こう言う」タイプ
・逆ギレタイプ
・熱血指導タイプ
・エピローグ