日経エネルギーNext 経営塾

系統用蓄電池ビジネスに
最低限必要な基礎知識を完全網羅

これから系統用蓄電池に参入する企業はもちろん、既に参入している企業も、最低限必要な基礎知識を学べます。
「最低限」の基礎知識が、これほどのボリュームなのかと思われるかもしれません。それは系統用蓄電池ビジネスが黎明期にあり、制度や電力市場のルールが目まぐるしく変化しており、通り一遍の薄い知識では、対応することができないからです。本講座は、変化に対応できる「真の基礎力」を身につけることを目的としています。

本講座では、蓄電池ビジネスで登場する「調整力」や「同時同量」といった用語の定義から、蓄電システムの選定や設備工事などの進め方、電力取引によって収益を得る方法など、系統用蓄電池ビジネスの導入から実践までをカバーしました。特に、JEPX(日本卸電力取引所)や需給調整市場、容量市場の約定価格の決定方法や実際の取引方法は手厚く解説しており、収益化の方法を学べます。収益シミュレーションの手順は具体例を用いて説明していますので、自社で実施する際の精度を高めることが可能です。

蓄電池の運用をアグリゲーターに委託する場合でも、ビジネス全体の収益構造や電力取引の基本的な考え方は理解しておかなければなりません。アグリゲーターの力量は千差万別です。自社に知識がなければ、アグリゲーターの評価すらままなりません。これは系統用蓄電池に投資する場合も同じです。投資判断や投資先の事業性評価には知識が必要です。

系統用蓄電池ビジネスは、小売電気事業と発電事業の両方の知見に加え、充放電の制御や劣化といった蓄電池ならではの知見も必要な複雑な事業です。だからこそ、やり方によっては大きな利益を生むことができる魅力的なビジネスです。本講座をぜひ、担当者の育成にご活用ください。

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  • エネルギー専門メディア「日経エネルギーNext」が企画・監修
  • 調整力ビジネス特有の電力市場ルールや実務の要点を専門家が徹底解説
  • eラーニングだからいつでも何度でも繰り返し受講可能。管理画面で、研修結果も一目瞭然
こんな方におすすめです

需給調整市場、JEPX、容量市場、劣化、用地選定、系統アクセス手続き、アグリゲーター、収益構造、シミュレーション手順までカバー

  1. 1系統用蓄電池ビジネスへの参入企業/参入を検討している企業

    自社でのビジネス展開に必要な基礎知識を体系立てて学べます

    電力取引の基礎はもちろん、土地探しや蓄電システムの選定、金融機関への説明に必要な知識を、短期間に一定レベルまで高めることが可能です。他社に運用を委託する際には、委託先をチェックできる知識がなければ大きなリスクを負うことになります。繰り返される制度や市場ルールの変更に適切に対応するためにも、ゆるぎない基礎が必要です。

  2. 2系統用蓄電池ビジネスへの投資を検討している企業

    投資判断や投資先の事業状況のチェックに必要な知識を学べます

    投資先の企業が提示する収益シミュレーションの内容や、シミュレーション結果を実現するための運用体制を見極めるためには、系統用蓄電池ビジネスの収益構造やポイントを理解しておく必要があります。投資先に提示される一方的な情報を基に判断するリスクを回避するために、本講座で確認すべきポイントを押さえてください。

  3. 3蓄電池や関連機器の製造などを手掛ける企業

    顧客のビジネスモデルやニーズを理解でき、商品開発や営業に役立ちます

    系統用蓄電池ビジネスでは、機器の仕様、実際の性能によって収益が大きく変わります。顧客が自社の製品・サービスで何を評価しているのか、正しく理解することが商品開発や営業に欠かせません。また、制度や市場ルールの変化に速やかに対応するためにも事業の全体像や基礎知識を理解しておくことが必須です。

  4. 4コンサルティングやSIerなど系統用蓄電池ビジネス支援企業

    コンサルティングやシステム構築における、顧客支援のレベルアップに有効です

    事業計画の提案から収益シミュレーションの実施、実際の蓄電システムの導入までに必須の基礎知識が得られます。黎明期のビジネスだからこそ、中途半端な知識で安易に進めることが大きなリスクとなります。全体像を理解し、基礎知識をもれなく学んだうえでの提案・サポートでなければ不十分です。

講座紹介

各講座ごとに、理解度チェックのテスト問題を用意しています。
1講座に対し3~5問程度で、必ず理解してもらいたいポイントを網羅しています。なお、「動画をしっかり見ていれば満点が取れる」レベルに設定しています。

ユーザー属性/管理機能

管理画面で講座の受講状況を個人単位で把握できます。
履歴管理者は、コンテンツ視聴達成度(総視聴コンテンツ数×総視聴時間)で、一般ユーザーの達成率をグラフで視覚的に把握できる画面構成になっています。

  • 履歴管理者
    一般ユーザーの機能に加え、受講者全体の受講進捗が確認できます。

▲ 講座一覧(クリックすると拡大します)

  • 一般ユーザー
    全34の講座+各講座に設定したテスト問題を受講。

▲ 講座一覧(クリックすると拡大します)

料金メニュー

一般価格と、小売電気事業者限定の会員組織「日経エネルギーNextビジネス会議」会員向けの価格の2通りを紹介します。
なお、本サービスは新電力向けの内容ではございますが、どなたでもお申込み・ご利用いただくことができます。

発行ID 一般価格 会員価格
ユーザー価格
5 ¥825,000 ¥550,000

※上記はすべて10%税込み価格です。

※「会員価格」とは、小売電気事業者限定の会員組織「日経エネルギーNextビジネス会議」会員企業限定の価格です。

※ご受講期間はご受講開始日から1年間となります。

※お一人様1IDにてご利用いただきます。

※上記メニュー以外のID数をご希望の場合は、別途お見積りいたします。

導入に向けた検討に是非ご覧ください。
講座の詳細やご利用料金及びお申し込み方法など、詳細情報を収録した資料をダウンロードいただけます。

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講師メッセージ

「急成長中の系統用蓄電池ビジネスは難易度が高い。小手先のテクニックではなく本物の基礎固めを!」

「ΔkW」という新しい電力の価値を需給調整市場で取引することで収益を生み出す系統用蓄電池は、調整力ビジネスの登竜門として注目を集めています。

調整力ビジネスはこれまでの常識では対応できない新領域で、中途半端な知見・経験では太刀打ちできません。他方、綿密に準備を重ねて参入した事業者は、リスク以上のチャンスに恵まれる魅力的な事業です。

この事業が難しいのは、調整力が電力の安定供給に直接、影響を及ぼすためです。だからこそ細かいルールがあり、ルールを守れないと市場退出といった厳しいペナルティを課されます。

本講座は、系統用蓄電池ビジネスの検討段階から運用までの全工程で必要な基礎知識を網羅しています。収益化のための知識はもちろんのこと、事業者の果たすべき責任とリスク回避方法についてもお伝えします。習得した基礎知識を基に、ノウハウを蓄積し、新たな事業領域を謳歌してください。

村谷 敬

株式会社AnPrenergy 代表取締役

よくあるご質問

どのような内容ですか?
蓄電池ビジネスで登場する用語の定義から、蓄電システムの選定から実際の工事などの導入方法、電力取引によって収益を得る方法など、系統用蓄電池ビジネスの導入から実践までをカバーしています。特に、JEPX(日本卸電力取引所)や需給調整市場、容量市場の約定価格の決定方法や実際の取引方法は手厚く解説。事業計画や収益シミュレーションの精度を高めることが可能となります。
受講にあたり、システムの導入などは必要ですか?
ストリーミング形式のeラーニングサービスとなります。Webブラウザ完結でご利用いただくことができ、システム導入は不要です。
申込から利用開始まで、どれくらい時間がかかりますか?
5~20ID程度でしたら最短2営業日程度、それ以上は最短5営業日程度を見込んでおります。ご希望の納期がございます場合など、詳細はフォームよりお問い合わせください。
支払方法はどのような形になりますか?
請求書払いのみご対応いたします。カード払い等は対応いたしかねます。
利用期間を期末までにしたい。1年以下での利用は可能ですか?
ご対応可能です。詳しくはフォームよりお問い合わせください。
本講座で使用するテキストなど、補助教材はありますか?
全7章・34講座を、動画を通じて受講いただくサービスです。テキストの配布はございません。
「系統用蓄電池ビジネス基礎講座」に関連するサービスは他にもありますか?
蓄電池ビジネスに関する政策・モデル・技術の最新情報を複数の専門家が毎月オンラインで解説する「蓄電池ビジネス 最新動向・勉強会」がございます。
詳しくはサービスWebページをご覧ください。
電力ビジネスについて学べる講座は他にもありますか?
電力ビジネス全般にかかわる初学者向けの講座「電力ビジネス基礎講座」、電力ビジネスの心臓部と言われる需給管理業務を解説する「需給管理基礎講座」がございます。
詳しくはサービスWebページをご覧ください。

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