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世界的にカーボンニュートラルの切り札とされる洋上風力発電。日本政府も2040年に45GW(原発45基分)の導入を目指す。これにより国内には、建設市場だけでも年間1兆~2兆円、波及効果まで含めればさらに巨大な規模の産業が生まれることになる。本書では、総論でこうした国内外の洋上風力を巡る状況を概観。2章では、洋上風力先進地域の欧州のほか米中韓、台湾、日本の動向を解説する。国内の洋上風力は、入札効果により当初から予想よりも低コストでの建設・運営が求められており、洋上風力ビジネスで十分な利益を得るには、世界市場を視野に入れる必要がある。国・地域別動向で紹介する各国の施策・プロジェクト、サプライチェーン動向は、海外への参入検討に役立つはずだ。3章では要素技術の解説、4章では注目される浮体式洋上風力の社会実装シナリオ、5章では先行する欧米のサプライチェーン市場規模を取り上げ、洋上風力の可能性を把握できる1冊となっている。
●温暖化対策とエネルギー政策の動き
●主要国における大量導入の動き
●コスト動向並びにコスト低減の取り組み
●日本における期待と課題
●経済波及効果
▼世界各国の洋上風力の導入目標と導入実績(2021年末時点)、2026年、2030・31年、2050年の導入予測例
*1 GWEC『Global Wind Report 2022』より、2021年末時点での実績累計値
*2 GWEC『Global Wind Report 2022』より、2022~2026年の予測値(合計)。累計は、実績値(2021年末)+5年間の予測合計値
*3 IEA『World Energy Outlook 2019』より、SDS(持続可能な開発シナリオ)の2030年および2040年の累計値
*4 IRENA『Future of Wind』(2019)より、2030年および2050年の累計予測値
*5 GWEC『Global Offshore Wind Report 2022』より、2031年時点での実績累計値(出所:日経BP 総合研究所 クリーンテックラボが作成)
●洋上風力の市場規模
●浮体式のサプライチェーン
●日本企業の市場参入チャンス
●雇用創出ポテンシャル
●地域への経済波及効果
▼港湾区域の洋上風力発電所
(出所:日経BP 総合研究所 クリーンテックラボが国土交通省や各社発表資料等を参考に作成)
●欧米、中国、台湾、日韓の施策、プロジェクト、サプライチェーンを調査
●洋上風力先進地域・欧州の動向に見るプロジェクトの最新トレンド
●中国が短期間で洋上風車大国になった背景
●ここ数年で続々と稼働する米国のサプライチェーンの担い手
●アジアの洋上風力市場を牽引する台湾、韓国の市場規模
▼図1:RO 制度のスキーム
▼図2:中国の海上の風力エネルギー資源の区域分布
(図1・2出所:日経BP 総合研究所 クリーンテックラボが政府の公開情報を基に作成)
●洋上風力発電に求められる技術の全体像や着床式、浮体式など
●洋上風力システムのローター系部材や支持構造系部材、送電設備 など
●サービス・ソフトウエア・輸送・設置やO&M(運営・保守)に必要な技術
●新海洋エネルギーの波力、潮力、海洋温度差の現状と課題
▼O&Mコストを削減するための3つのアプローチ
(出所:日経BP 総合研究所 クリーンテックラボが作成、図中の写真は三菱重工業、GE、広和)
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第0章 エグゼクティブサマリー
※内容は変更になる場合があります。