品質管理の基本と態度=QCセンスを徹底習得
職場で品質管理を徹底させるためには、手法+「QCセンス」の徹底が不可欠。ドラマを題材としたディスカッションを通じて品質管理の土台ともいえる品質管理の基本となる考え方や態度=QCセンスを視聴者に習得させる映像テキストです。
「品質管理」を導入し、改善活動を定着させている企業の社員は、独特の思考方法をとります。ある問題に直面したとき、彼らは原因の追究、対策の立案、作業の役割分担、スケジュールなどを決め、問題解決を計画的に行いますが、この思考方法は問題解決の各ステップで発揮されます。彼らは、意識してこの思考方法をとっている訳ではなく、「当たり前」のこととして、いわば「空気」の如く感じているのです。これが「QCセンス」と呼ばれるものです。
「QCセンス」に決まった定義はありませんが、品質管理の「手法」ではなく、問題や課題の根本的な原因の発見と解決策を決定するための基礎となる、「考え方」や「態度」です。それらは「顧客第一」をはじめ、品質管理の格言として語られています。これから品質管理を導入しようとする企業の社員には、品質管理の基本や手法を理解するだけでなく、これらのQCセンスを身に付けることが求められます。
品質管理教育というと、とかく手法や問題解決手順の解説が多くなりますが、本ビデオはドラマを元に、研修受講者一人ひとりが品質管理に関するディスカッションを行うことで、品質管理の気づきを促す教材となっています。
□ はじめに、「QCセンスとは何か」「問題解決のどの段階でどのQCセンスを活用するか」など、ディスカッションを行うにあたっての基本を解説します。
□ QCの具体的な方法を解説するのではなく、品質管理の基本的な考え方や態度を学べる教材のため、品質管理の初級教育として最適です。
□ 商品の開発、製造、販売、サービスの過程における、問題発見から解決までの流れの主なステップをドラマで紹介し、様々な考え方(QC的な考え方及びそれに反対の考え方)を提示します。
□ ディスカッションドラマのポイントと該当するQCセンスの内容は付属のテキストで解説します。
視聴対象=これから品質管理を導入しようと考えている製造業の社員、品質管理の理解が低い若手社員、日系企業の海外工場の社員
□イントロダクション
□顧客第一
□三現主義
□PDCAを回せ-その1
□なぜなぜ5回
□プロセス重視
□PDCAを回せ-その2
□エンディング
※特典映像として「収録内容のまとめ」(約5分)を収録