早くから取り組んできた組織だと、10年以上経つコンプライアンス教育。業界・組織、そして従業員一人ひとりの業務に関わる法令等の教育を授ける場であることは変わりませんが、その切り口や根底にある土壌は大きく変わりつつあります。
コンプライアンスを単なる法令順守にとどめず、CSR(企業の社会的責任)の側面までを視野に入れたうえで、「社会の期待に応えるために組織や従業員一人ひとりが果たすべき最低限の道徳・ルールである」というところまで踏み込んで教育する企業も増えてきました。
従業員も、ワンパターンな「○○してはいけない」というお仕着せ方の教育から、「○○することであなたの人生も、あなたの組織も社会から見放される」という危機管理の視点も含めたポジティブな教育を望むようになっています。
これからのコンプライアンス研修は、組織側の倫理に基づくものではなく、組織を構成する一人ひとりのビジネスパーソン(の意識)に語りかけ、コンプライアンスに対する感性を身につけさせる、といったアプローチが求められます。
このDVDは、「ビジネス・コンプライアンス入門」の実践編です。長く企業のコンプライアンスや危機管理トラブルに関わってきた監修者が、ビジネスパーソンとして知っておきたい「標語」をケースドラマ&解説スタイルで、わかりやすく紹介します。
■従業員に対するビジネス・コンプライアンスの定着は、業務に関わる一つひとつの法律知識の習得も大切ですが、それと同時に「この状況は、ひょっとしたらコンプライアンス上、問題はないだろうか?」と感じる感性の習得が欠かせません。このビデオは、ビジネス・コンプライア ンス、そしてリスクマネジメントに対する感性を磨くためのヒントが満載です。
■ビデオの全編を放映することでも十分な研修効果を得ることができますが、収録されている6編のドラマそれぞれをディスカッションの材料にすることで、受講者一人ひとりの履修効果が上がると共に、受講者間のコンセンサス作りが進みます。
■プロローグ
■社長を守って、会社を潰す
■まっすぐに上を向かせるたこつぼ組織
■「お察し社会」が会社を滅ぼす
■エピローグ
■プロローグ
■人は魔がさすミスをする
■人はパンのみにて生きるにあらず
■「不正」は急に止まれない
■エピローグ