ものづくりのリーダーをいかに養成するか
労働力の質が問われる大型事故が頻発し、製造現場における作業者の技能低下が指摘されています。これまで日本の製造業を支えてきた、現場力の強さを維持するにはどうすればよいのでしょうか。
このビデオは、製造現場の人材育成に欠かせないOJT(On-the-JobTraining:職場内訓練)の手法を解説します。現場のリーダー向けに、リーダーの役割や部下を指導する心構えなど、OJT実践のポイントを紹介します。技能技術者の育て方に悩んでいるメーカーの教育・研修に最適です。
●ものづくりの技能伝承に欠かせないOJTの考え方を紹介します。
●仕事に取り組む方向付けをどのように行えばよいかが理解できます。
●製造現場における臨場感あふれるドラマにより、視聴者を飽きさせません。
ドラマ編と解説編の2部構成。ドラマを全編通してみた後、解説編でポイントをつかみます。
エンジン部品メーカーの工場がドラマの舞台。工場の製造部従業員は30名で、機械、組立、検査に分かれている。主人公、安西健夫(35歳)は3カ月前に機械グループ長に就任した。部下は10名いる。就任時に製造部長から「思い切り改革してくれ」と指示されたこともあり、安西はやる気満々で仕事に臨んでいる。しかし、リーダーの役割についての認識や部下育成のやり方に少々問題があるようだ。コスト低減のアイデアを部員に出させようとするが失敗。逆に取引先からのクレーム対応のまずさを製造部長に叱責される。何がまずかったのか?
ドラマを振り返りながら、製造現場におけるリーダーの役割、部下を指導する心構え、OJT実践のポイントを解説します。
■製造現場におけるリーダーの役割
製造業を取り巻く環境の変化/新しい職場リーダーの役割/これから求められる技能技術者像
■部下を指導する心構え
部下育成の3要素/高めるべき能力とOJT
■OJT実践上のポイント
部下のやる気を引き出す/信頼関係、風通しの良い職場作り/自己啓発