いくら危機管理のためのマニュアルや制度づくりをしても、欠陥商品、工場の火災や爆発、従業員の不祥事など、不測の事態の発生はさけられないことです。起きてしまった以上、逃げ隠れやうそ、ごまかしをせず誠意ある対応をする? ?これがクライシス・コミュニケーションの基本です。
人は起こしたことで非難されるのではなく、起こしたことにどう対応したかによって非難されるのです。経営の基本であるコミュニケーションを中心に置いた危機管理の最も大切な行動の仕方を解説します。
●リスクマネジメントの最も新しい考え方、クライシス・コミュニケーションの重要性についてわかりやすく説明します。
●欠陥商品発生や工場の火災・爆発、クレーム対応の失敗など、それぞれの局面 でのクライシス・コミュニケーションの方策と、よくある失敗例を具体的に解説します。
■クライシス・コミュニケーションとは何か
■クライシス・コミュニケーションの進め方
■欠陥商品発生時の対応
■工場の火災・爆発事故発生時の対応
■クレームに対する対応不備、トラブル発生時の対応
■従業員の事件・犯罪発生時の対応
■マスコミの誤報、風評リスク発生時の対応