人為的ミスを減らし、安全・安心を提供する
ヒューマンエラー(人為的ミス)が原因での事故・トラブルが相次いでいます。こうしたトラブルを起こした会社は、消費者をはじめとするステークホルダーに不安を与えると同時にその信頼を裏切ることにつながります。
たった一人の従業員のヒューマンエラーが、メディアで大々的に取り上げられ、企業の社会的責任が問われ、顧客離れを招き、株価が下落し、営業自粛に追い込まれ、大きな利益損失を起こし、監督官庁から行政処分を受け、刑罰の対象になり、倒産……などという事態に発展しないとは言い切れません。
これからの会社は、経営トップをはじめとする全従業員が、「なぜヒューマンエラーが起きるのかを理解し、予防・低減に関する意識・知識・ノウハウを共有し、それをどう実践するか」についてのコンセンサスを共有することが欠かせません。
このDVDは、ヒューマンエラーによるトラブルを防ぐための教育・研修教材です。日常業務のなかで直面しがちな事例を引きながら、意識・無意識の中で直面するヒューマンエラーの芽に対して、ビジネスパーソンはどういった言動をとるべきかを解説します。
●全社的なヒューマンエラー対策は、意識・知識を全従業員が共有するところから始まります。「これだけは知っておきたい」基礎知識を科学的な側面からアプローチします。
●全編、ケースドラマを交えながら解説します。気乗りしない視聴者でも楽しみつつ、教育を受けさせられている感覚がないままに理解できます。
●第一巻ではヒューマンエラー対策の基礎の基礎を、第二巻・第三巻では代表的な職場ごとの対策のポイントを提示します。
■プロローグ─重大事故発生─
■これまでの考え方
■ほんとうの原因は何か?
■こんな時エラーは起こる
・生理的特性~疲れ、眠け、年齢……
・認知的特性~見まちがい、聞きちがい、記憶ちがい……
・社会・集団の心理的特性~「思っても言えない」「みんなが言うからいいや」……
■ヒューマンエラーを防ぐとは?
■ヒューマンエラーを防ぐ戦略
STEP I :エラーを起こす作業の機会を減らす
STEP II :作業中にエラーが起こる確率を減らす
STEP III :多重のエラー検出策を設ける
STEP IV :被害を最小にするために備える
■ヒューマンエラー対策のガイドライン
STEP I :エラーを起こす作業の機会を減らす
STEP II :作業中にエラーが起こる確率を減らす
STEP III :多重のエラー検出策を設ける
STEP IV :被害を最小にするために備える
■エピローグ
■収録内容のまとめ
■監修者インタビュー