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日経サイエンス 最新号

発行:日経サイエンス社

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最新号 2026年 1月号 <目次>

特集:深部流体に迫る

大地を鳴動させる群発地震,大きな被害をもたらす直下地震そして火山噴火。これらに深く関わっているのが,日本列島の下に沈み込んだ海洋プレートから上昇してきている膨大な量の水だ。この「深部流体」の地下世界での振る舞いが浮かび上がってきた。

地震・噴火の黒幕が見えてきた 「地下の大河」から湧き上がる水

中島林彦
協力:内田直希/岩森光/中村美千彦/朴進午

深部流体の“豪雨” がもたらした有馬・能登・松代の群発地震

中島林彦
協力:山中 勤/岩森 光/内田直希/中村仁美/北佐枝子/中島淳一/朴進午/藤江剛

特集:気候変動の経済学

地球温暖化の進行は「どう食い止めるか」だけでなく「どう適応するか」を考えるべき時代に入った。気候変動に私たちの暮らしを適応させるには,個々の技術開発だけでなく経済学の視点が必要だ。

アボカドはミカン農家を救えるか 産地と企業の生き残り戦略

久保田啓介 協力:杉浦俊彦

温暖化対策の見えざる壁 「適応格差」とは何か?

内田真輔

天文学

げっぷするブラックホール

Y. センデス

気候

グリーンランド100万年 氷の下から過去の地球を掘り起こす

J. デルヴィシオ

短期集中連載

定説が覆るとき 科学研究 逆転の構図

C. C. マン

BOOK REVIEW特集

意識と無意識の脳科学 金谷啓之
量子力学と計算理論の源流から未来を眺める  御手洗光祐
AI時代だからこそ手に取りたい生態系を独自の目線で捉えた5冊  藤井一至
<連載>森山和道の読書日記


ダイジェスト

サイエンス考古学

キラービー侵入は杞憂/パンゲア説はトンデモか?/文明の始まり/風邪治療用の塩素容器/翡翠の神秘/1976年:火星の火山

SCOPE

「iPS細胞から受精卵」研究を容認/想定を上回る小惑星の貯水量/水素に育まれた地下生態系/ウナギは陸でも狩りをする

ADVANCES

海水淡水化は深海で/苦味の真相/省スペース計算/不安定な安定陸塊/毒液マリネ/水銀汚染を生物で浄化/腸内細菌がPFASを排除/自滅する惑星

From nature ダイジェスト

休眠がん細胞が目覚めるとき/デング熱とエルニーニョ現象

パズルの国のアリス

不思議の国でのサミット代表者選挙  坂井公

THE UNIVERSE

月が大きく見えるとき

ヘルス・トピックス

愛と哀しみのベーコン

グラフィック・サイエンス

核融合の夢

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毎月25日発行(年12冊)
購読料金(税込)
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3年(36冊)44,600円
学生割引 1年(12冊)11,200円