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天体物理学
人工知能がこれだけ発展しても,私たちはまだ自らの知能についてよく理解できていない。プラナリアの脳再生や動植物の賢い振る舞い,AIとロボットの関係など多様な視点から生物の認知機能を見つめ直すと,人間や動物の認知の本質に迫ることができそうだ。
プラナリアから脳の進化が見えてくる
出村政彬 協力:阿形清和/梅園良彦
知能の在り処
R. ジェイコブセン
生成AIはロボットの頭脳になるか
D. ベレビー
神経科学
アルツハイマー病は,認知症の症状が出る数十年前から脳に異常なタンパク質が蓄積し始める。これを血液検査でとらえ,発症を防ぐ治療の開発につなげようとの試みが始まっている。
脳病変の兆候をとらえる
古田 彩 協力:中村昭範/飯島浩一/関谷倫子
発症前診断は何をもたらすか
L. ハーチャー
感染症
免疫に隠された秘密
J. チウ
「次のパンデミック」に備える 新ウイルス調査の最前線
佐藤 佳
量子物理学
量子論に虚数は避けられないのか
M-O. ルヌー/ A. アシン/M. ナバスクエス
環境
自然の力を生かす治水 米国で見直されるグリーンインフラ
E. ギース
宇宙利用
宇宙ゴミを再利用
M. ジャー
ダイジェスト
ブラックホールが撃ち出す「弾丸」/「HAKUTO-R」月着陸に再挑戦/神戸賞の授賞式を開催/ダウンバーストを見抜いた竜巻博士
クジラの声に言語的パターン/月の化粧直し/ヤギの痛みがわかるAI/甘党の腸内細菌/小鳥はとっても歌が好き/優雅な腹打ち飛び込み/超加工食品もいろいろ
眠れるX染色体が目覚めるとき/ジャンクフードの大量摂取と脳活動
壮大な旅人ヒメアカタテハ
熱を与える 矢崎成俊
高潮
座りっぱなしにご用心
『リワイルディング』 渡辺政隆/『書くことのメディア史』 井上亨
<連載>森山和道の読書日記 ほか