世界戦略車の「技術力」と「開発の方向性」を読み解く
本レポートの見積書を希望される方は こちら からダウンロードください
本レポートの本文や図表を手軽に社内資料や営業提案にご利用いただけるオンラインのオプションサービスです。詳しくはこちらをご覧ください。
フォルクスワーゲンが電気自動車の展開拡大のために開発した「MEB(Modular Electric Toolkit)」と呼ぶEV専用プラットフォームを初採用。その構造や搭載部品を徹底分析。
後輪駆動が基本となる電動パワートレーンは、モーターやインバーター、車載充電器などを分解調査。水冷方式の電池パックは外装を解体し、電池モジュールまで調査を実施。
ID.3の車内インフォメーションはセンターディスプレイ、メーター、ヘッドマウントディスプレイ(HUD)の3つの表示系で完結。そのすべてを分解し、内部を調査。
前方ミリ波レーダー、カメラ、後方用レーダー、超音波センサーを使った自動運転支援システムの詳細をはじめ、搭載するECUの概要や搭載位置を解説。
※目次は変更になる場合があります
フォルクスワーゲン「ID.3」徹底分解シリーズ 責任者
日経BPは、これまで日産自動車「リーフ」やテスラ「モデル3」「モデルS」といった最先端の電気自動車(EV)を分解し、詳細を解説してきました。今回、欧州自動車メーカーであるフォルクスワーゲンの最新EV「ID.3」を徹底分解しました。同社が世界展開を図るために欧州部品メーカーを中心に総力を挙げて開発した車両です。今後投入するEVシリーズすべてに採用されるEV専用プラットフォームをはじめ、パワートレーンや電池パック、内装品、電装品、ECUに至るまで詳細を調査しました。量産性と低コスト化を両立させたEV専用部品の開発やガソリン車との部品共通化など、フォルクスワーゲンの設計面での様々な工夫の跡が見て取れます。また、ID.3には最新の自動運転支援システムが搭載されており、その部品構成やシステム概要を調査しました。今後の欧州メーカーの開発方針や設計思想を知る上で知っておくべき内容を多数掲載していますので、ぜひご活用ください。
自動車ビジネス