Volvo親会社が展開する最新EVを調査分析
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Volvoの親会社である中国・吉利汽車(Geely)が電気自動車(EV)展開を本格化させています。
同社はEVブランドとして「ZEEKR」を2021年に立ち上げ、テスラ対抗車である最新EV「007」を2024年1月に発売しました。2024年に最も伸びるEVブランドの一つとして注目が集まっています。
特徴は15分で急速充電できる中国CATLのリチウムイオン電池「Qilin」と、800Vの充電システムを搭載していること。
分解車両の四輪駆動車は出力475kWで、電池容量75.6kWhのリチウムイオン電池を搭載しています。
車体はリアアンダーフロアに7000トン級のギガキャストを用いた大型アルミダイキャストを採用しています。
電装品としては、「スマートドライビングバージョン」と呼ぶ機能を備えており、LiDARに加えて、カメラ12個、ミリ波レーダー5個を用いて、NVIDIAのSoC「DRIVE Orin」を2個搭載した水冷車載コンピューターによって独自のADASを実現しているほか、最新の自動駐車システムを装備しています。
また、「オールインスマートライトカーテン」と呼ぶ1711個のLEDを組み込んだディスプレイをヘッドランプ上部に装備し、外部にいる人や車に向けて映像や文字を表示して新たなコミュニケーションツールを提案しています。
今後の世界のEVをリードしていく中国メーカーの開発方針や設計思想、技術習熟度を知る上で知っておくべき情報を多数掲載していますので、ぜひご活用ください。
※内容は変更になる場合があります。
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