本書は、日本経済新聞社が2023年に実施した「日経企業イメージ調査」の結果をまとめたものです。
調査は、首都圏在住のビジネスパーソン4,513人および一般個人4,200人の合計8,713サンプルについて、対象企業に対してどのようなイメージを抱いているかを、主要6項目と長年継続調査をかけている21項目、年度ごとに変わる4項目で測定しました。報告書では、主要6項目は上位200位、その他は上位100位までの順位とスコアを掲載しています。
日本経済新聞社では、現在の形式に変更した1988年以来、本調査を通じて企業イメージを測定しています。企業イメージは各企業のコミュニケーション活動の集大成であるとともに、無形の資産価値の蓄積です。良好な企業イメージを形成することは、企業価値の向上に直結し、ビジネスを有利に進め、ステークホルダーと良好な関係を築くことにつながります。
広告・宣伝をはじめ広報、IR、コーポレート・ブランディングなど、総合的なマーケティング・コミュニケーション戦略の参考資料として、ぜひ、ご活用ください。
主要6項目の第1位は次の各社です。
※()内は前年(2022年調査)順位
項目 |
ビジネスパーソン |
一般個人 |
---|---|---|
広告接触度 |
キリンビール (3) |
日本マクドナルド (3) |
企業認知度 |
日本マクドナルド (2) |
ファーストリテイリング(ユニクロ) (2) |
一流評価 |
味の素 (4) |
キューピー (1) |
好感度 |
キリンビバレッジ (4) |
キューピー (1) |
株購入意向 |
任天堂(Nintendo) (1) |
任天堂(Nintendo) (1) |
就職意向 |
任天堂(Nintendo) (2) |
任天堂(Nintendo) (1) |
測定企業上場企業および非上場企業から672社
調査地域首都圏40Km圏内
調査対象民間有力企業に勤務する男女ビジネスパーソン
1事業所につき、男性3名(課長以上の管理職1名、一般社員2名)、
女性1名
抽出方法調査地域内所在の上場企業および有力非上場企業3,348事業所を抽出
(マスコミ関係を除く)
サンプル設定数13,392、有効回答数4,513(回収率33.7%)
調査方法質問紙留置法
調査時期2023年7月18日~11月1日
調査地域ビジネスパーソン調査と同じ
調査対象18歳~69歳の男女一般個人
抽出方法エリアサンプリング性年代割当法
サンプル有効回答者数 4,200
調査方法質問紙留置法
調査時期2023年7月18日~11月1日
以上、調査設計は日経広告研究所、調査実施は日経リサーチが担当