優秀と言われる管理者ほど保守的な傾向が強いとされています。
過去の成功パターンを踏襲し、自分の守備範囲に閉じて、手堅く目先の成果を出しにいく、いわば“形状記憶合金”のような特性が染みついています。VUCAと言われる時代において、未来は、今日の延長線上に存在するわけではなく、過去の経験知が役に立たなくなってきています。自らの志(アスピレーション)を起点にありたい姿を妄想し、描き切り、そこからのバックキャストの発想ができる人材が求められます。
半径5mの視座しかない管理者の意識改革を図り、指示待ちではなく、自立的に考え抜き、企む力を醸成する講座、それが「未来100日道場」です。
社会・会社の課題を自らの視点で抽出し、それに関わる市場・社会環境の変化を調査分析した上で、対策を提言・実行する構想力を、異業種リーダーとの切磋琢磨を通じて育てます。
「未来100日道場」で、人は必ず成長します。
ボストンコンサルティンググループ、ユニクロ、アクセンチュアなどで、経営人材育成・組織変革に従事。
ユニクロでは、柳井社長から、グローバルでナンバー1になるために必要な経営人材200名を育成するミッションを託され、経営者育成機関の担当役員を務めた宇佐美氏が、今回の研修のファシリテーターを務めます。
株式会社UNLOCK POTENTIAL代表取締役
元ファーストリティリング(ユニクロ)経営者育成機関担当執行役員
テスト2回
構想力を高めるために、これまでの延長線にない発想でクリエイティブに企む力(創造力)とアイディアの筋の良さを判断する力(評価力)の2つが重要になります。「未来100日道場」は目に見えづらかった根源的な力を可視化し、磨き上げていきます。宇佐美氏指導のプログラムで過去平均で創造力3割アップ、評価力1割アップの実績です。開講前と閉講時に受験頂き、Before/Afterの差分測定します。アセスメントシートで思考能力が数値化されフィードバックされます。受講者はイノベーション創出力の土台を醸成することもできます。
デザイン思考テストは、イノベーション創発に必要とされるデザイン思考プロセス(共感・問題定義・アイデア創造・プロトタイプ・テスト)を 自ら高速で回し、事業を創造していく力を測定するためのテストです。このプロセスには、アイデアの創造と評価検証のプロセスが含まれます。
答えのあるテストとは違い、評価が難しい「創造力」を特許技術で測定。アイデア創造を繰り返すことでその力を鍛え、定期的に測定をして成長を実感しましょう。
1年間使用
日経BPの情報ツールを教材として1年間使いこんでいただきます。
これから伸びる技術領域、課題の抽出、最新の開発動向と企業事例…
「技術×新規事業開発」のアイデアを発見・検証できるツールでコンテンツが格納されています。
未来を創る=新規事業の可能性を探るには、今、どんな課題があるのか、有望な技術は何か、どの分野が伸びていくか、などを見極める必要があります。将来の経営人材には、こうした膨大な情報の中から、本当に欲しい情報、信頼に足る情報を見つけ出す活動が求められ、経営施策立案が必要です。
特に技術分野に強い日経BPの取材力・調査力・分析力で構成された様々な専門レポートが格納されているDBツールを教材として1年間使いこんでいただきます。技術を核とした事業開発における、アイデア探しや検討に役立つ「課題&有望領域発見ツール」で戦略立案を実際にインサイトレポート作成演習としてもお使いいただきます。
国際会議の場で、何をもって会議を成功とするか?日本人に発言させる事。そんなジョークがあるほど、日本人の発言力は弱いと言われています。また自社(その中でも半径5m)の視野しかない内弁慶の人が多いとも言われています。
未来100日道場では異業種のリーダーの皆さん同士で、真剣勝負で切磋琢磨し脱内弁慶を図ります。視座を1.2万km(地球の直径)くらいには広げたいと思います。
今回の参加者は、各社から選抜され将来経営人材に成長が期待される以外共通項はありません。 初めて会う人といきなりチームを作り切磋琢磨なんてできるの?と思われるかもしれませんが、心配はご無用です。
Day1で、これまで日本を代表する企業数十社でインパクトある実績をあげてきたリード・ザ・ジブンという方法論を用いて、受講者の心理的距離を1日にして圧倒的に縮め、遠慮・忖度なしにガンガン本質的議論ができる関係性をつくりあげます。
各プログラムのインプットの講義でも、ファシリテータのリードで、即刻グループでの質疑、議論を行います。またインターバルワークにおいても、チームを組織しインサイトレポート作成、経営構想発表会に向けてグループにおいてワークをうことで、普段考えないこと、距離感があることをアジェンダ設定し、思い切り飛んで発想させ、企てる力を磨いていきます。
2泊3日の合宿を含む7日間の対面研修、2日間のオンライン研修。
100日間集中的して、未来の経営構想を考え、磨き抜きます
社会課題の解決を目指した事業の企画、構想を行い、議論します。
どのような事業であれば、未来の社会や日々の生活をより良くできるのか。チームでアイデアを出し合い、ビジネスの構想としてまとめます。ここでは「調べる、考える」ことも演習目的の一つです。関連するキーワード、例えば課題解決に役立つ技術やサービス、規制、企業や行政の動き、ステークホルダーなどを調べ上げ、議論することでその力を養います。
講義は日経BP 総合研究所の研究員が担当します。また、演習では日経BPの記事情報データベース「日経BP Insihgt」をご利用いただけます。
※一部変更になる場合があります
■ 2050年の社会・生活を考える● ワークシート例
ワークショップ 1
各自のAspirationや、他のメンバーのAspirationも含め、2035年頃を目指して、解決したい社会の課題とその理由を出し合って、グループとして検討する課題を絞り込んでワークシートに記入していきます。
ワークショップ 2
①各自で、選んだ社会課題、やりたいことに関連するキーワードを挙げます。課題に含まれる要素、課題解決に役立つツールや技術/サービス、規制、企業や行政の動き、ステークホルダーなどです。
②グループ内でキーワードを共有します。目標はグループで100個にしています。
グリーントランスフォーメーション、DX、人的資本経営、消費トレンドなど、VUCA時代に欠かせぬ要素を専門分野で研究、豊富な企業事例を知る総合研研究所の研究員が講義。この講義を受けて受講者同志で討議・検証するプログラムです。
座学ではなく自分事化、我が社、自社商品・サービスに適応したらどうなるのか?経営構想作成の基盤となるIN・OUTプットのトレーニングを行います。コンセプチュアルトレーニングに必須のプラグラムを準備しています。(講師は予定 一部変更になる場合があります)
異業種リーダーとグループに分かれ、「経営構想」や「未来構想」を徹底的に考え抜きます。
社会課題と技術進化のトレンドから望ましい未来の像を描き、その実現に向けた骨太な事業構想を磨き上げ、Day7に報告会を実施します。
インターバル討議とは
経営者リーダーとして必要な考える力を、座学ではなく、実際に経営構想を考える中で、狭い視座から脱して考えること、ムーンショット的な高い目標を掲げること(飛ぶこと)、経営者リーダーとしてのアスピレーション(志)を込めること、ロマンだけでなく算盤も成り立たせること等を、戦略コンサル25年、経営者リーダー育成20年の経験を持つ講師が伴走し、壁打ちを通じてグループ個別に突っ込んだ真剣勝負をします。
名称 | 日経BP総合研究所 未来100日道場 考える力を鍛え抜く |
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開催日 ・会場 | 集合研修 計7日間 <うち合宿研修 Day1-Day3>![]() *Day 7 修了式パーティ 18時~20時(予定) |
受講料 | 88万円(税込)<受講料に含まれるもの>・テキスト代 ・デザイン思考テスト2回分受験料 ・受講者掲示板使用料 ・日経BP情報ツール1年間使用料 ・Day 1&2 宿泊食事代 ・Day 1 懇親会費 ・Day 7 修了会費 ・各昼食代 |
開催 場所 | Day 1~3 [合宿講座]:クロスウェーブ船橋 Day 4~7 [集合型研修]:御茶ノ水トライエッジカンファレンス |
主催 | 日経BP総合研究所 |
協力 | リード・ザ・ジブン合同会社 / 日経ビジネス課長塾 |