本書は、日本経済新聞社が2013年に実施した第26回「日経企業イメージ調査」の結果をまとめたものです。
調査は、首都圏在住のビジネスパーソン4,736人および一般個人3,671人の合計8,407サンプルについて、対象企業に対してどのようなイメージを抱いているかを、主要6項目と長年継続調査をかけている21項目、年度ごとに変わる4項目で測定しました。報告書では、主要6項目は上位200位、その他は上位100位までの順位とスコアを掲載しています。
日本経済新聞社では、過去40年以上にわたり、本調査を通じて企業イメージを測定しています。企業イメージは各企業のコミュニケーション活動の集大成であるとともに、無形の資産価値の蓄積です。良好な企業イメージを形成することは、企業価値の向上に直結し、ビジネスを有利に進め、ステークホルダーと良好な関係を築くことにつながります。
広告・宣伝をはじめ広報、IR、CSRなど、総合的なマーケティング・コミュニケーション戦略の参考資料として、ぜひ、ご活用ください。
主要6項目の第1位は次の各社です。
※()内は前年(2012年調査)順位
<広告接触度>
ビジネスパーソン・・・・・キリンビール (2)
一般個人・・・・・トヨタ自動車 (2)
<企業認知度>
ビジネスパーソン・・・・・ヨドバシカメラ (4)
一般個人・・・・・セブン-イレブン・ジャパン (13)
<一流評価>
ビジネスパーソン・・・・・トヨタ自動車 (1)
一般個人・・・・・味の素 (2)
<好感度>
ビジネスパーソン・・・・・セブン-イレブン・ジャパン (6)
一般個人・・・・・ハウス食品 (6)
<株購入意向>
ビジネスパーソン・・・・・トヨタ自動車 (7)
一般個人・・・・・TOTO (10)
<就職意向>
ビジネスパーソン・・・・・味の素 (3)
一般個人・・・・・トヨタ自動車 (15)
測定企業上場企業および非上場企業から576社
調査地域首都圏40Km圏内
調査対象民間有力企業に勤務する男女ビジネスパーソン
1事業所につき、男性管理職(課長以上) 1名
男性一般社員2名、女性の管理職または一般社員1名
抽出方法調査地域内所在の上場企業および有力非上場企業1,834事業所を抽出
(マスコミ関係を除く)
サンプル設定数7,326、有効回答数4,736(回収率64.6%)
調査方法質問紙留置法
調査時期2013年8月21日~9月30日
調査地域ビジネスパーソン調査と同じ
調査対象18歳~69歳の男女一般個人
抽出方法エリアサンプリング性年代割当法
サンプル有効回答者数 3,671
調査方法質問紙留置法
調査時期2013年8月15日~9月30日
以上、調査設計は日経広告研究所、調査実施は日経リサーチが担当
企業に対してどのようなイメージを抱いているかを、主要6項目と長年継続調査をかけている21項目、年度ごとに変わるトピック4項目で測定
広告接触度/企業認知度/一流評価/好感度/株購入意向/就職意向
顧客ニーズへの対応に熱心である/よい広告活動をしている/親しみやすい/営業・販売力が強い/センスがよい/個性がある/文化・スポーツ・イベント活動に熱心である/研究開発力・商品開発力が旺盛である/技術力がある/扱っている製品・サービスの質がよい/活気がある/成長力がある/新分野進出に熱心である/社会の変化に対応できる/国際化がすすんでいる/優秀な人材が多い/経営者がすぐれている/財務内容がすぐれている/安定性がある/伝統がある/信頼性がある
地球環境に気を配っている企業/将来性を感じさせる企業/自己改革に積極的な企業/社会貢献への取り組みに積極的な企業
(主要6項目は上位200社、その他項目は上位100社ランキング)