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テスラ「モデル3/モデルS」徹底分解
電気自動車として専用設計されたテスラの「モデル3」「モデルS」に搭載されているLiイオン2次電池に焦点を当てて、専門家が徹底的に分析調査しました。モデルSには「18650」と呼ばれている直径18mm×長さ65mmの円筒型セルが、モデル3には「2170」と呼ばれている直径21mm×長さ70mmの円筒型セルを採用しています。本レポートでは、電池パックからの分解調査をはじめ、電池セルの充放電特性や高レート特性、サイクル特性を評価しました。また、分析装置メーカーや専門家の協力を得てセルを構成する正極と負極、セパレーターの材料分析を実施しています。モデルSは2015年製のセルと新車のセルを比較し、外形サイズは同じながら電極構造や材料系が変更になっていることが判明しました。モデル3との比較を通して、正極はよりNiリッチのNCA系を、負極はSi系材料を採用し、高容量化を進めていることを材料分析から明らかにしています。
テスラ「モデル3/モデルS」徹底分解シリーズ 責任者
日経BP総研 クリーンテック ラボ所長
日経BPは、テスラの電気自動車の最新版である「モデル3」と高級車種である「モデルS」を分解調査しました。テスラは従来の自動車メーカーとは違い、電気自動車専用として車体からパワートレーン、内装品に至るまで独自設計しています。その独特なプラットフォームやパワートレーン、電池パックをはじめ、車体構想やECUの詳細をあますところなく調査しました。
また、モデルSは高級車として少量生産されてきましたが、モデル3は低価格版の普及車として大量生産されています。モデル3がモデルSからどのように進化したのか、コストダウンや設計思想の変更などが分かるように徹底比較しました。車体構造やパワートレーン、電池パックをはじめ、電装品やECUについても解析しています。自動車部品メーカーや材料メーカーの専門家を交えて世界最先端の電気自動車の詳細を解説した教科書です。300点以上の画像を掲載していますので、ぜひご活用ください。
テスラ「モデル3/モデルS」徹底分解
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テスラ「モデル3/モデルS」徹底分解